坂口螢火(けいか)。東京都在住の歴史作家。

元は小学校教員、現在は、今は失われてしまった歴史講談本の復活を目指して色々執筆中です。そのうち、太平記を全部書いてやろうと思っていますが、さすがに膨大すぎて、まだ手を付けてないです。

(日本の太平記は、中国の三国志と張り合えるくらい面白いと思っている!)

代表作は「曽我兄弟より熱を込めて」「忠臣蔵より熱を込めて」です。

好きなこと、好きなもの

歴史

当たり前ですが、どっぷりと沼にハマってます。さかのぼれば、保育園の頃から好きでした。わたしの記憶が正しければ、四歳の頃にはギリシャ神話にハマっていたと思います。ポプラ社の「ギリシア神話」でした。絵がとても美しくて、この本は今でも手元にあります。

歴史の本を書き始めたのは高校からです。中学までは、実は漫画を描いてました。が、わたしは絵を描くのが致命的に遅いんです。それで「もう漫画はムリだ……」と悟って、文章を書くことにしました。

大学では迷わず歴史学科に進みましたが、就職は苦労しましたね。歴史は全然就職活動に役立たないので……。

あわてて教員免許を取って、小学校教員になりました。学校ではよく子供らに昔話とか神話をお話してやって、「お話の先生」と呼ばれてました。

が、やっぱり物書きが一番性にあってたようです。今では教員はやめて、執筆活動をしてます。

アルコール

ドン引きされるほど好きです。というより、わたしの一家が酒飲みすぎるんです。わたしなんかは親に比べりゃ全然飲まない方ですが、それでも一年の内360日は確実に飲んでるので、酒飲みの類に入るんでしょう。

飲むのは大概日本酒です!

これは、わたしがたいてい日本史の本を読んだり書いてるしている時に飲んでるからです。ワインも好きですが、忠臣蔵や曽我物語を書きながら、ワインを飲む気にはなれないんですよ。キモチワルイです。

現在書いてるお話に関連する日本酒があると、もう舞い上がっちゃいます。この前、「曽我兄弟より熱を込めて」を書いている時、「曽我の誉」という地酒を発見!も~、しばらくは幸せで幸せで、ビンを見てるだけで浮かれ切ってました。

ただし、こんなに酒飲みのわたしですが、ビールは飲めません。これは子供の頃からの癖なんですが、シュワシュワが嫌いなんです。おそらくこれは、わたしの姉が子供の頃、

「炭酸を飲むと骨が溶けるんだよ~」

と、わたしを散々ビビらせたトラウマに、いまだ支配されているものと思われます。

和服

根っからの着物好きです。子供の頃から好きです。わたしの祖母が着物道楽だったので、学生の頃から着ていました。

教員の頃はさすがに着ていませんでしたが、作家になってからはほぼ365日着物ですね。

ですが、自転車の時は洋服じゃないとダメですね。袴をはけば自転車もOKなんでしょうが……さすがに人目を引いてしまうので挑戦できないです。

文机

原稿を文机で書いています。かなり大きめの文机ですが、半分くらいは本で埋まってます。

どうもわたしは、床にベタッと座ってじゃないと、落ち着いて原稿が書けないんです。(だから腰痛になるんですが……)

書いてない時、例えば本を読んだり、ボーっとしてる時でも、たいがいこの机に向かってます。この机で飲んでることもあります。

岡本綺堂先生は「作家にとって机は止まり木みたいなもの」とおっしゃっていましたが、本当にその通りで、この机に向かってると、とにかく落ち着くんです。わたしの「巣」みたいなものです。

苦手なもの

方向音痴

致命的に方向音痴です。家の近所でも道に迷ってしまいます。地図をくるくる回して見るタイプです。

小学校教員だった頃、学校の中で道に迷って

「教室はどこにあるんだ~」

と半泣き状態になって、子供に道案内してもらったことすらあります。

ツイッター

ツイッターが苦手です。頑張って書いてはいますが、未だに苦手です。

そもそもSNSが苦手です。「テキトーに呟くだけだよ!」なんて言われますが、「呟くって何?」みたいな感じで、いったい何を書いていいのか分からないです。

本とかブログだといくらでも書けるのですが、ツイッターは毎度苦労してますね……。

数字

これは天敵です。子供の頃から全然ダメです。買い物をしていて、金額の計算が全然できないほどダメです。

計算もできないですが、数を覚えることもできません。ついさっき、店で支払った金額も、店を出た瞬間には忘れてしまうことがあります。

苦労するのは執筆中で、年号が覚えられないんです(年齢は割と覚えてますが……)。毎回、毎回、史料の同じ所を確認しては書いてます。

もちろん、書き終わった後は年号をすべて忘れてしまっています。

今後書こうと思ってるもの

  • 新選組
  • 大阪城落城
  • 真田十勇士
  • 金色夜叉(こんじきやしゃ)
  • いろんな文豪の伝記
  • 義経記(ぎけいき)
  • 保元、平治物語
  • 太平記

わたしは「この人について書いてほしい」とか「ここを詳しく書いてほしい」などご意見をいただいたら、可能な限り作品に反映します(ページの都合で書けなかった場合は、kindleかブログで書きます)。また、「これについてよく分からないから教えて欲しい」などのご質問は、ブログに詳しく説明を書きます。

ご意見、ご質問はメールかツイッターにて、随時受付中です。お気軽にご連絡ください。

坂口螢火@merucurius1

merucurius4869@gmail.com

ブログもやってます

神話と古典がやたら好きなので、それぞれガチでブログを作ってます。わたしに神話や古典について語らせたら、おそらく数か月はしゃべり続けると思います!

学生の頃は友人相手にしゃべってましたが、「神話や古典ばっかりベラベラしゃべると引かれる」という宇宙の真理を悟ったので書くことにしました。「紙は人間より忍耐強い」とは名言ですね。

神話ログ

北欧神話、ケルト神話、ギリシャ神話、日本神話。あとオセアニア神話がちょこっとです。ラグナロクについて詳しく知りたかったら、北欧神話に書いてあるのでどうぞ。

古典ログ

平家物語、曽我物語、雨月物語、聊斎志異(りょうさいしい)、西遊記を書いてます。古典というと、まずは源氏物語とか枕草子から入るのが普通ですが、わたしは普通の人じゃありませんので……。

「恋文や牛車」より「鎧と太刀」の方が圧倒的に好きという妙な癖を持っておりまして、どうしても軍記ものばっかりに目が行きますね。

でも、たま~に、大地震か彗星くらいの確率で恋愛ものが好きになることもあります。孝女白菊とか金色夜叉は、百回以上は読みました!

わたしが割とお勧めなのは、「西遊記」のページです。西遊記は全百巻ありますが、それを究極に圧縮してまとめました!結構大変でした。ぜひ読んでね。